レム睡眠とノンレム睡眠の違いとは?役割と「質の良い睡眠」のコツを整体師が解説

睡眠ラボコラム

「ぐっすり眠れた日」と「寝たのに疲れている日」の差は、実は“眠りの種類”にあります。 睡眠は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2つが繰り返されていて、その役割を知ると、睡眠の質を上げるヒントが見えてきます。整体師×睡眠健康上級指導士がわかりやすく解説します。

睡眠には「レム」と「ノンレム」の2種類がある

私たちの眠りは、性質の違う2種類の睡眠が交互に繰り返されています。それが「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」。どちらも役割が違い、両方そろって初めて“質の良い睡眠”になります。

ノンレム睡眠とは?(脳と体を休める深い眠り)

ノンレム(Non-REM)」は文字どおり「レム睡眠ではない眠り」という意味。主に脳を休める眠りで、浅い段階から深い段階まであります。特に深いノンレム睡眠では——

  • 体の修復・回復が進む
  • 成長ホルモンが多く分泌される
  • 脳の老廃物の処理が進むとされる

「体の疲れを取る」のは、主にこの深いノンレム睡眠の役割です。

レム睡眠とは?(体は休み、脳は活発)

レム睡眠の「レム」は、英語の 「REM=Rapid Eye Movement(急速眼球運動)」 の略。その名のとおり、この睡眠中はまぶたの下で眼球がすばやく動くのが特徴です。体は休んでいるのに脳は活発で——

  • 夢を見るのは主にこのとき
  • 記憶の整理・定着、感情の処理に関わるとされる

「頭と心を整える」のがレム睡眠の役割と考えられています。

違いを一目で(比較表)

ノンレム睡眠レム睡眠
休んでいる活発
休む・修復休む(脱力)
見にくい見やすい
主な役割体の回復・成長ホルモン記憶・感情の整理
名前の由来レム睡眠以外(Non-REM)急速眼球運動(Rapid Eye Movement)

一晩でどう繰り返す?

レムとノンレムは約90分の周期で交互に繰り返し、一晩に4〜5回めぐります(周期には個人差があります)。

  • 前半:深いノンレム睡眠が多い(=体の回復が進む)
  • 後半(明け方):レム睡眠が増える(=頭の整理&自然な目覚めへ)

だから「睡眠時間を削る」と、後半のレムや明け方の回復が削られてしまいます。

どちらが大事?→ 両方必要です

深いノンレムが足りないと「体の疲れが取れない」、レムが足りないと「頭がスッキリしない・気分が不安定」。どちらか一方ではダメで、両方をバランスよく取ることが大切です。「寝ても疲れが取れない」と感じるときは、このバランスが崩れているサインかもしれません。

レム・ノンレムをしっかり取る5つのコツ(整体師より)

今日からできること

  • 起床時間を一定にして体内時計を整える
  • 朝に光を浴びる(夜の眠りの質が上がる)
  • 就寝1〜2時間前は強い光・スマホを控える
  • 体をリラックスさせてから寝る(深いノンレムに入りやすく)
  • 体に合った寝具で、夜中に目覚めにくくする

特に「朝の光」は睡眠の質を左右します。朝が苦手な方は光目覚まし時計の選び方もあわせてご覧ください。

まとめ

睡眠は「ノンレム=体の回復」「レム=頭と心の整理」の2本立て。両方をしっかり取るには、規則正しい起床・朝の光・寝る前のリラックス・合った寝具がカギです。まずは起床時間を一定にすることから始めてみてください。

ご注意 本記事は一般的な健康情報です。睡眠の不調が長く続く場合や、日常生活に支障がある場合は、医療機関にご相談ください。


監修

Tashiro(整体師 × 睡眠健康上級指導士)

整体の現場で多くの「眠りと疲れ」の悩みに向き合ってきた経験と、睡眠健康上級指導士としての知識をもとに、全国の「ぐっすり眠りたい」人へ向けて情報を発信しています。

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